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最初に出逢った日のように~一片丹心・300年の恋~
第4章 何度でも、あなたに恋をする
「夢を見たの」
「―夢?」
 ジュンスが眼を瞠った。ファヨンは今夜、見た不思議な夢の話をかいつまんで彼に話した。
 最後の別れのシーン、直宗と明姫の哀しい別離の様子を思い出しながら彼に語った。彼も彼女が〝明姫〟として目覚め、その記憶を語っているのだと即座に理解したようである。
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