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最初に出逢った日のように~一片丹心・300年の恋~
第2章 過去世の記憶
ややあって、二人の注文した飲み物が運ばれてきた。それを運んだのはジュンスではなく、別の若いウエイターだった。小柄ではあるが、これはこれで可愛らしい雰囲気の女性の保護本能をかきたてるようなタイプだ。
やはり韓流イケメンカフェとして名が通っているだけに、それなりのイケメンを揃えているのだろう。
「可愛い」
思わず歓声を上げたファヨンを見て、美絵がにっこりとした。
「なかなかでしょ、味の方もいけるわよ」