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甘く、深く、繋がって
第11章 夢の国、リベンジ
またしても、昨夜やり過ぎた。
休みを取って泊まり掛けで出掛ける事を伝えて喜ぶ顔を見たかったのに、真純を抱き始めると抑止が効かなくなる。
何度もイかせて、ずっと繋がっていたくなる。
まぁいつも通りと言われれば否定はしないが、昨日は真純にタガをぶっ飛ばされた。
涙目で『好き』とか、破壊力絶大。
それで理性を保てと言う方が無理。むしろ本気で真純を飛ばしにかかった。
だから責任持って風呂に入れたし、準備をしたし、移動中も悪戯すんの我慢して起こさなかった。

真純は風呂に過剰反応してたが、毎回俺が蒸しタオルで拭いてるって話したらどんな顔するんだろうな……

勝手に想像して、つい笑いが零れた。
「どうしたんですか?」
腕の中から真純が振り返りって見上げてくる。
「うん?……今日楽しかったなぁと思って」
俺の言葉にフワリと笑顔になる。でもすぐその眉が下がって
「あの、アトラクション二つしか乗ってないですけど……歩いてるだけで斎藤さんは楽しかったですか?」
心配そうに聞いてくる。

園内を見て回りたいという真純の希望通り、ゴンドラに乗ったり、ショップを覗いたりしながら園内のクリスマスツリーを巡って廻った。
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