この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
甘く、深く、繋がって
第12章 軋む心
最後まで一緒にいてくれた田中さんと別れ、はるちゃんの家へ帰ることになった。
またしても病休をもらわされた私。はるちゃんは明日休みで明後日から夜勤だから、一泊だけのお泊まり。

途中スーパーに寄って、二人で食材を買って帰る。いつもお互い一人だから、こんな時ばかりとお鍋をする事にした。お腹にも優しいし……
ちょっとだけ良い鶏肉を買って、美味しいポン酢で水炊きに決定。
チャキチャチと手際の良いはるちゃんの隣で、私はただ見てるだけ。だって台所狭いもの……というか、それさえもはるちゃんに邪魔だと一蹴されてしまった。

大人しく炬燵に座ってテレビを点ける。
見るともなしにチャンネルを回していたら、夕方のニュースでクリスマスの遊園地を特集していた。

白いお城と色鮮やかな花火の共演。

斎藤さんとの記憶が蘇る...


カーテンは全開、部屋の灯りも全て落として、窓越しに聞いた花火の音。
『真純、ちゃんと見てる?』
くぐもった声で斎藤さんが聞いてくる。でも、私にそんな余裕はない。
『やっ、ぁっ、見えま、せ……んんっ』
大きく拡げ、左右のひじ掛けに掛けさせられた脚が震えた。
/813ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ