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甘く、深く、繋がって
第12章 軋む心
「……うん」
「まずは食べて、あったまろう?」
「……うん」

はるちゃんの身体、温かい。

「ありがと、はるちゃん」
はるちゃんの腕をギュッと掴んだ。応えるようにトントンと私の肩を叩き
「うん、まぁ、まずは鼻をかみなさい」
ゆっくり身体を起こしたはるちゃん。にっこり笑ってボックスティッシュを渡された。
「真純ってば可愛いのに、泣き顔は相変わらず不細工ねぇ」
「はるちゃん!」
「ほら早く拭いて。鍋持ってくるよ」
アハハと元気に笑ってはるちゃんがキッチンに戻っていった。

傷付いて泣いてる妹に不細工はないでしょう?

怒った振りをしながら、私ははるちゃんに救われていた。
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