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甘く、深く、繋がって
第16章 過ぎ去らざる戒め
斎藤さん、執着してるの?

啓太と私の事、意外と平気って……
どこまで知られてるの?
まさか、全部?

啓太に会うの?
会える関係なの?

斎藤さんに、話す……よね

頭の中は疑問だらけでまとまらない。考えれば考えるほど怖くなった。
あの人が、啓太が、斎藤さんとのこれから、が……

すぐに仕事には戻れそうになくて、腕時計を確認する。

少しなら大丈夫かな……

真っ直ぐデスクに向かわず、給湯室でお茶を煎れて休憩スペースへ。この前のソファーを見ないように一番奥、窓に面した一人掛けのテーブル席に腰掛けた。

浮かんで来るのは疑問と不安。

どうしてあの人が啓太を知ってるの?
あの人は斎藤さんと私を別れさせたいだけ、だよね?
もしまた啓太に会ってしまったら、私は自分を保っていられるのかな……

啓太とは大学二年の夏から半年ちょっと付き合っていた。そんな短い期間だけど、啓太は誰より私の身体を知っている。
私は彼に『躾け』られた……

おかしくなり始めたのは冬休み、啓太と同棲するようになってから。それまでは啓太が好きで、啓太も私を愛してくれていると思ってた。

一緒に暮らすと、身体を重ねる回数は必然的に増えて……
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