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甘く、深く、繋がって
第17章 仕置き
桐生さんにバックヤードへ案内されて、斎藤さんに啓太との事を話すかどうか、その事を考えていた。
今日の今日、お店に来たからにはあの人は啓太の事を話しに来たんだとしか思えなくて……
あんな過去。知られたらきっと斎藤さんに引かれてしまう。
面倒だって、汚らわしいって呆れられてしまう。
きっと、今の関係は続かない。
……嫌われてしまう
嫌われたくない。
知られたくない。
話したく、ないよ……
そんな風に思ってて、まさかあんなすぐに斎藤さん本人が来るなんて……
優しい眼差しと言葉に涙が溢れて止まらなくなった。
私、斎藤さんが好き。
どうしようもないほど、すごく、好き。
啓太との事で斎藤さんが居なくなるなんて、耐えられない……
やっぱり話したくない。
お願いだから、黙ってて……
そう祈って止まない。
でも、あの人が斎藤さんから私を消すのにこんなに都合の良い話、話さない訳がない。
あの人の口から伝わって壊される位だったら、自分で言って壊した方が良い。
話したくはない。
でも……話すしかない。
そう、思ってた。
今日の今日、お店に来たからにはあの人は啓太の事を話しに来たんだとしか思えなくて……
あんな過去。知られたらきっと斎藤さんに引かれてしまう。
面倒だって、汚らわしいって呆れられてしまう。
きっと、今の関係は続かない。
……嫌われてしまう
嫌われたくない。
知られたくない。
話したく、ないよ……
そんな風に思ってて、まさかあんなすぐに斎藤さん本人が来るなんて……
優しい眼差しと言葉に涙が溢れて止まらなくなった。
私、斎藤さんが好き。
どうしようもないほど、すごく、好き。
啓太との事で斎藤さんが居なくなるなんて、耐えられない……
やっぱり話したくない。
お願いだから、黙ってて……
そう祈って止まない。
でも、あの人が斎藤さんから私を消すのにこんなに都合の良い話、話さない訳がない。
あの人の口から伝わって壊される位だったら、自分で言って壊した方が良い。
話したくはない。
でも……話すしかない。
そう、思ってた。