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甘く、深く、繋がって
第17章 仕置き
真純……
意識を飛ばしたまま、眠りに落ちた真純の身体を抱き寄せる。
ホント、可愛い。
真純の気持ちが嬉しくて、愛しくて、可愛くて堪らない。大切に抱きたい……そう思うのに、途中どうにも制御出来なくて乱暴に追い詰めた。強引に飛ばせて、でも止められなくて強制的に引き戻して……
酷い扱いをしたにも関わらず、目を開いた真純は俺に向かって腕を伸ばし、小さな身体で包むように抱いてくれた。
伝わってくる温かく優しい想い。
嫉妬や焦り、不安なんかが渦巻いて、乱れていた気持ちが嘘みたいに凪いでいった。
同時に増した、真純を想う気持ち。
ただもう愛しくて、愛おしくて……
未だ甘く香る真純の髪に顔を埋める。
「愛してるよ」
知らず口にしていた事に気が付いて、ふっと口元が綻んだ。
何だ、この甘ったるいの。
つい数時間前まで全然余裕なかったくせに……
みっともない嫉妬が引いただけじゃない。あの崩れ落ちそうな不安も、大丈夫だと思えてる。
真純は俺を想ってくれている。
俺が真純を必要とするように、真純も俺を求めてくれている。
だから、大丈夫。
誰にも邪魔はさせない
……崩す事は、赦さない
意識を飛ばしたまま、眠りに落ちた真純の身体を抱き寄せる。
ホント、可愛い。
真純の気持ちが嬉しくて、愛しくて、可愛くて堪らない。大切に抱きたい……そう思うのに、途中どうにも制御出来なくて乱暴に追い詰めた。強引に飛ばせて、でも止められなくて強制的に引き戻して……
酷い扱いをしたにも関わらず、目を開いた真純は俺に向かって腕を伸ばし、小さな身体で包むように抱いてくれた。
伝わってくる温かく優しい想い。
嫉妬や焦り、不安なんかが渦巻いて、乱れていた気持ちが嘘みたいに凪いでいった。
同時に増した、真純を想う気持ち。
ただもう愛しくて、愛おしくて……
未だ甘く香る真純の髪に顔を埋める。
「愛してるよ」
知らず口にしていた事に気が付いて、ふっと口元が綻んだ。
何だ、この甘ったるいの。
つい数時間前まで全然余裕なかったくせに……
みっともない嫉妬が引いただけじゃない。あの崩れ落ちそうな不安も、大丈夫だと思えてる。
真純は俺を想ってくれている。
俺が真純を必要とするように、真純も俺を求めてくれている。
だから、大丈夫。
誰にも邪魔はさせない
……崩す事は、赦さない