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甘く、深く、繋がって
第18章 真純と千佳と
昨日はクリスマスイブ。はるちゃんとふたりで礼拝に行ってきた。
クリスマスの教会は厳かでいて、たくさんのハッピーに溢れてて、居るだけで幸せな気持ちになれる。ふくふくしながら帰ってたら、壮ちゃんからはるちゃんに届いたメール。
『はるの家に年越しに行っても大丈夫か?』
思わず二人で顔を見合せるくらいびっくりした。一緒にお正月を過ごしたのは壮ちゃんがいなくなる前だから、五年ぶり?
はるちゃんは私も一緒にって言ってくれるけど、メールが届いたのははるちゃんだけ。お邪魔虫にはなりたくない。私のマンションは斎藤さんが良いって言わないだろうから、千佳ちゃん家に泊めてもらえるか聞いてみようかな……。
そんな事を考えながら、駅で千佳ちゃんを待ってたら
「ねぇ、君可愛いね。さっきからずっと誰か待ってるっしょ?」
「折角のクリスマスに遅刻してくるような奴ほっといて、オレらと遊ぼうよ」
背の高いちょっと派手目な二人組に正面を塞がれてしまった。
後ろはガードレール。バスも通るから、そんなにギリギリまでは下がれない。
どうしよう
この人達、怖い……
クリスマスの教会は厳かでいて、たくさんのハッピーに溢れてて、居るだけで幸せな気持ちになれる。ふくふくしながら帰ってたら、壮ちゃんからはるちゃんに届いたメール。
『はるの家に年越しに行っても大丈夫か?』
思わず二人で顔を見合せるくらいびっくりした。一緒にお正月を過ごしたのは壮ちゃんがいなくなる前だから、五年ぶり?
はるちゃんは私も一緒にって言ってくれるけど、メールが届いたのははるちゃんだけ。お邪魔虫にはなりたくない。私のマンションは斎藤さんが良いって言わないだろうから、千佳ちゃん家に泊めてもらえるか聞いてみようかな……。
そんな事を考えながら、駅で千佳ちゃんを待ってたら
「ねぇ、君可愛いね。さっきからずっと誰か待ってるっしょ?」
「折角のクリスマスに遅刻してくるような奴ほっといて、オレらと遊ぼうよ」
背の高いちょっと派手目な二人組に正面を塞がれてしまった。
後ろはガードレール。バスも通るから、そんなにギリギリまでは下がれない。
どうしよう
この人達、怖い……