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甘く、深く、繋がって
第19章 決心
何もしなくていい。
ただ華奢なその身体を腕で囲って、真純の体温を感じて眠りたい……
みゆきは真っ直ぐ駅の高架を通り抜け、以前自分で言った通りそこから程近いマンションへ入って行った。インターホンで誰かと通話し、解除されたらしいオートロックの扉を抜けて奥へと進む。
誰か一緒に住んでいるのか?
疑問を抱きつつ無事帰り着いたのを確認し、その場を離れた。
来た道をただ引き返す。
張っていた気が緩んだせいか、今になって酔いが回ってきた。強烈に眠い。
真純……
せめて声だけでも聞きたくて携帯を取り出してはみたものの、示された時刻に息を吐いて諦める。二十五時を軽く回ってる。真純一人ならまだしも、千佳といるのにこんな時間に電話は出来ない。
真純に会いたい。
声が聞きたい……
月曜までお預け、か。
ポケットに携帯を突っ込んで、眠気を耐えて家路を急いだ。
あ、プレゼント、渡しそびれた……
そんな事を今更思いながら...
ただ華奢なその身体を腕で囲って、真純の体温を感じて眠りたい……
みゆきは真っ直ぐ駅の高架を通り抜け、以前自分で言った通りそこから程近いマンションへ入って行った。インターホンで誰かと通話し、解除されたらしいオートロックの扉を抜けて奥へと進む。
誰か一緒に住んでいるのか?
疑問を抱きつつ無事帰り着いたのを確認し、その場を離れた。
来た道をただ引き返す。
張っていた気が緩んだせいか、今になって酔いが回ってきた。強烈に眠い。
真純……
せめて声だけでも聞きたくて携帯を取り出してはみたものの、示された時刻に息を吐いて諦める。二十五時を軽く回ってる。真純一人ならまだしも、千佳といるのにこんな時間に電話は出来ない。
真純に会いたい。
声が聞きたい……
月曜までお預け、か。
ポケットに携帯を突っ込んで、眠気を耐えて家路を急いだ。
あ、プレゼント、渡しそびれた……
そんな事を今更思いながら...