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甘く、深く、繋がって
第24章 対峙
「真純は事件になったのは自分のせいだと思い込んでいる」
殊更に淡々と語るのは怒りを抑え込むためか……
「アノ男が狂った責もその咎も彼自身にあると何度話しても首を横に振る。理由の説明も拒み、もう恋愛はしないと言い張っていたんだ」
その言葉に過ったのは何故か初めて真純を抱こうとした時の事で。
「そんな真純が、君と居る」
一度言葉を切り、見据えてくるのは厳しい眼差し。
「……君の過去は、不愉快だ」
単調に言い切られて言葉を飲む。
「でも、君は真純が隠そうとしたその話を自ら打ち明けた。それは、真純を同じ扱いはしないという意思の表れだと解釈する。」
確認ではなく断言。身が引き締まる。
「何より真純が君を選んだ、その目に間違いはないと思っている。……真純の信頼を、裏切らないでくれ」
ソウスケさんの言葉が重く俺の中に沈む。
「はい」
目線を逸らす事なくソウスケさんを見返した。

俺は真純のそばで彼女を守れる存在で、ありたい。




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