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甘く、深く、繋がって
第25章 始まりの夜
「拓真さん、もっと……し、て?」
拓真さんの頭を包むように腕を回した。
拓真さんは、多分色々抑えてくれている。
啓太との事に何も触れて来ない。それどころか私の不安を解こうとしてくれた。
大事に、大事に抱いてくれた。
昨夜もそう。あれ以上の事はなく、起こされた時は拓真さんの腕の中だった。
拓真さんの優しさがすごく嬉しい。大切にされていると実感する。
もっと拓真さんを感じたい。
もっと拓真さんに求められたい。
私は、大丈夫。
だから、もっと。
拓真さんの思うままに、して欲しい。
「……真純」
熱い吐息が胸に掛かって
「んっ……」
ゾクリとする。
「もっと……」
拓真さんが私の手を解いて、上体を起こした。真っ直ぐに見下ろしてくる。
「もっと?」
問い返してくる緋を宿してなお、優しい眼差し。
拓真さんが私に注いでくれる愛の深さを感じて、目頭が熱くなった。
「拓真さんの、思うままにしてください」
拓真さんの頭を包むように腕を回した。
拓真さんは、多分色々抑えてくれている。
啓太との事に何も触れて来ない。それどころか私の不安を解こうとしてくれた。
大事に、大事に抱いてくれた。
昨夜もそう。あれ以上の事はなく、起こされた時は拓真さんの腕の中だった。
拓真さんの優しさがすごく嬉しい。大切にされていると実感する。
もっと拓真さんを感じたい。
もっと拓真さんに求められたい。
私は、大丈夫。
だから、もっと。
拓真さんの思うままに、して欲しい。
「……真純」
熱い吐息が胸に掛かって
「んっ……」
ゾクリとする。
「もっと……」
拓真さんが私の手を解いて、上体を起こした。真っ直ぐに見下ろしてくる。
「もっと?」
問い返してくる緋を宿してなお、優しい眼差し。
拓真さんが私に注いでくれる愛の深さを感じて、目頭が熱くなった。
「拓真さんの、思うままにしてください」