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甘く、深く、繋がって
第6章 夢の国
そっと立たされ、車の扉を開いて座らせられたのは何故か後部座席。
「もうちょっと詰めて」
不思議に思いつつ、言われるままに身体を奥へ滑らせる。
頭を下げ斎藤さんが乗ってきた。一度振り返って扉を閉める。
日の光が濃茶の窓ガラスに遮られて少し暗くなった。
カチッとロックが掛かる音。
向き直った斎藤さんの近さにドキっとした瞬間、トンッと肩を押されてた。
全くの無警戒だった私は呆気なく後ろに倒される。
右手を座席の背に掛け、斎藤さんがスイッと身体を重ねてきた。
「真純」
名前を呼ばれてゾクッとする。あっという間に唇が重なっていた。
えっ!?あっ……あっ
角度を変え唇を啄むような軽いキス。左手を右脇腹に添えられた。刺激を待ち侘びていた身体はそれだけでビクンッと震える。
ぁあっ、ダメ。
「やっ、さいとっ」
断りを告げようとして開いた口をすかさず舌で割られて。
「んっ……ふぅ、ん」
首を振ってみても、離してくれる訳もなく。逃げる舌を執拗に追われて捕らわれた。
「ふ、ぁ……ぁ、ぁあン」
「もうちょっと詰めて」
不思議に思いつつ、言われるままに身体を奥へ滑らせる。
頭を下げ斎藤さんが乗ってきた。一度振り返って扉を閉める。
日の光が濃茶の窓ガラスに遮られて少し暗くなった。
カチッとロックが掛かる音。
向き直った斎藤さんの近さにドキっとした瞬間、トンッと肩を押されてた。
全くの無警戒だった私は呆気なく後ろに倒される。
右手を座席の背に掛け、斎藤さんがスイッと身体を重ねてきた。
「真純」
名前を呼ばれてゾクッとする。あっという間に唇が重なっていた。
えっ!?あっ……あっ
角度を変え唇を啄むような軽いキス。左手を右脇腹に添えられた。刺激を待ち侘びていた身体はそれだけでビクンッと震える。
ぁあっ、ダメ。
「やっ、さいとっ」
断りを告げようとして開いた口をすかさず舌で割られて。
「んっ……ふぅ、ん」
首を振ってみても、離してくれる訳もなく。逃げる舌を執拗に追われて捕らわれた。
「ふ、ぁ……ぁ、ぁあン」