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甘く、深く、繋がって
第6章 夢の国
何だってこんな歳にもなって、トイレで一人抜いてんの?
処理を終え、手を洗いながら俺は小さく息を吐いた。口元に浮かぶのは自嘲の笑み。
真純の痴態を描きながら抜くことが嫌な訳ない。むしろ夢の中では好き勝手にシテルぐらい。
でも自制出来なくて籠もるとか、中高生の時にもやった事ない。
誰も来なかったのはせめてもの救いだな。
真純もソノ気だと思っていた。
何を想像したのか、ドライブの話の途中で突然女の顔になった真純。漂う色気は芳しくて、周囲の男の視線を一気に集めた。
見せたくなくて抱き寄せて、顔色が悪いと理由を付けてその場から連れ出した。真純を抱き上げ、落胆する男共に優越感を感じたりもして。
柔らかな抱き心地。
『俺もぅ(君が欲しくて)限界』
這わす指に反応のイイ身体。全てを愛でたいと思った。
甘い匂いを放ち、身体を擦り寄せて喘ぐ真純。上気していく頬が可愛くて、色を纏って縋る目に誘われた。
ただもう愛しくて。
まさか、泣いて嫌がられるとか……
何で?
あんなエロい反応しておきながらお預け?
……それに応じてる俺も、らしくはない。
押せば確実に流せてた。いつもの俺なら堕としてた……
処理を終え、手を洗いながら俺は小さく息を吐いた。口元に浮かぶのは自嘲の笑み。
真純の痴態を描きながら抜くことが嫌な訳ない。むしろ夢の中では好き勝手にシテルぐらい。
でも自制出来なくて籠もるとか、中高生の時にもやった事ない。
誰も来なかったのはせめてもの救いだな。
真純もソノ気だと思っていた。
何を想像したのか、ドライブの話の途中で突然女の顔になった真純。漂う色気は芳しくて、周囲の男の視線を一気に集めた。
見せたくなくて抱き寄せて、顔色が悪いと理由を付けてその場から連れ出した。真純を抱き上げ、落胆する男共に優越感を感じたりもして。
柔らかな抱き心地。
『俺もぅ(君が欲しくて)限界』
這わす指に反応のイイ身体。全てを愛でたいと思った。
甘い匂いを放ち、身体を擦り寄せて喘ぐ真純。上気していく頬が可愛くて、色を纏って縋る目に誘われた。
ただもう愛しくて。
まさか、泣いて嫌がられるとか……
何で?
あんなエロい反応しておきながらお預け?
……それに応じてる俺も、らしくはない。
押せば確実に流せてた。いつもの俺なら堕としてた……