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甘く、深く、繋がって
第30章 仕事初め
今日から仕事初め。
壮ちゃんを羽田空港まで見送って、昨日はそのままはるちゃんと家に帰る予定だった。でも色々理由を付けて丸め込まれ、気付けば拓真さんのマンションに。
結果お正月からの三日間、私はずっと拓真さんの家。あ、もちろんお兄さんもいたんだけど、ほとんど会わなかった。と言うか、会えなかった……

……やっと、ゆっくり眠れる

定時より四十分前。まだ誰もいないオフィスで自分の机に突っ伏してため息を吐く。

私、ダメになりそう……

拓真さんもはるちゃんも仕事なので、今日は久し振りに自分のマンションに帰る。
昨日……今朝までの生活を思うと、自分がやるべき事をこなせる自信がない。
何から何まで、全部拓真さんがしてくれた。もちろん私も手伝ったけど、料理に関しては邪魔になっちゃうし、片付けは食洗機があるからほぼ運ぶだけ。掃除や洗濯は……私が朝起きられないでいる間に済まされちゃう始末。

拓真さん、何でも出来過ぎです。
そんなに甘やかせて、私をどうする気……

そこまで考えて、思い出された拓真さんの言葉。

『出来る方がすれば良いんだよ』
頭を撫でてくれる手は優しかった。けど――――
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