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甘く、深く、繋がって
第31章 捕らわれたのは
『グラン・ブルー』から急いで戻って、デスクに着いたのはギリギリ一時。
ち、近くて良かった……
でも、その近さ故にまだジクジクと身体が疼いてる。
ため息を吐きそうになって、慌てて飲み込んだ。
ほんの十分前まで焚き付けられていた火は、なかなか消えてくれそうにない。
少しでも気持ちを切り替えたくて、お茶を煎れる事にした。
お昼の間に使い切ったらしく、電気ポットは加熱中。パズルは今日中に完成させなきゃいけないのに、直ぐ戻らずに済んだ事にホッとする。
でも、静かな給湯室に一人でいると、当然の様に頭を占めるのはさっきの事で。じわりと頬が熱くなった。
照明は落とされていたとはいえ、お店のカウンターであんな事……
今更ながら、恥ずかしさに頭を抱えたくなってしまった。
服を整えながら拓真さんは謝ってくれたけど、別に無理やりされた訳じゃない。私も望んでしまっていた。
足を開いて拓真さんの腿を跨がされ、ドキドキしたの。
擦りつけられた拓真さんの熱を本当は直に感じたかったの。
拓真さんのくれるキスは蕩けそうになる程気持ちが良くて……
ち、近くて良かった……
でも、その近さ故にまだジクジクと身体が疼いてる。
ため息を吐きそうになって、慌てて飲み込んだ。
ほんの十分前まで焚き付けられていた火は、なかなか消えてくれそうにない。
少しでも気持ちを切り替えたくて、お茶を煎れる事にした。
お昼の間に使い切ったらしく、電気ポットは加熱中。パズルは今日中に完成させなきゃいけないのに、直ぐ戻らずに済んだ事にホッとする。
でも、静かな給湯室に一人でいると、当然の様に頭を占めるのはさっきの事で。じわりと頬が熱くなった。
照明は落とされていたとはいえ、お店のカウンターであんな事……
今更ながら、恥ずかしさに頭を抱えたくなってしまった。
服を整えながら拓真さんは謝ってくれたけど、別に無理やりされた訳じゃない。私も望んでしまっていた。
足を開いて拓真さんの腿を跨がされ、ドキドキしたの。
擦りつけられた拓真さんの熱を本当は直に感じたかったの。
拓真さんのくれるキスは蕩けそうになる程気持ちが良くて……