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甘く、深く、繋がって
第33章 溶け合う身体(後)
どうされたいのか、なんて考えるまでもない。
その手に、指に、唇に……

「真純が俺に『思うままに』と思ってくれてるように、俺も真純の『思うように』してあげたい」
暖かい手が頬に触れてくれる。ホンの少し前まで私を喘がせた指が今は優しく頬を撫でる。
「真純は俺にどうされたいとか、どうしたいとか思わないの?」

そんな事……思ってる。
今だって、触って欲しく堪らない。拓真さんにも気持ち良くなってもらいたい。

でも、その思いを口には出来なくて。黙り込んだ私に拓真さんが少し首を傾げた。
スルリと指先を滑らせ、私の右の耳を捕らえる。
「んっ」
フニフニと優しく弄られてゾクゾクする。反射的に目を閉ざしてしまった。
「ね、どう、されたい?」
すぐ耳元で囁かれた事にドキッとして、直後前触れなく宛行(あてが)われた指先に身体が跳ねた。
「ひっ、あっあぁっ……やっ!」
クチュ、クチュと響くイヤらしい音。拓真さんの指先が秘唇をゆっくり前後に撫でる。愛撫と呼ぶには単調な動き。でも待ち焦がれたソコには十分な刺激で。腰が震えた。
「こんなになるほど溢れさせておいて、どうして何も言わないの?」
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