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甘く、深く、繋がって
第33章 溶け合う身体(後)
絡み付く脚に引き寄せられ、思うように大きく動けない。必然、深まる繋がりに身震いがする。
すがり付いてくる真純は単に快楽を追っているだけでなく、近付く果てに抗っているようにも思われて。

めちゃくちゃにしてしまいたい。

子宮口を擦る様に円を描いて揺すりながら、腰を押さえていた左手を滑らせる。蜜に塗(まみ)れ、熱く腫れた秘芽を捕らえ、根本から擦りあげて。
「ひっ、あん!やっ!たく、まぁ!」
真純がキュウッと締め付けてきた。
とめどなく溢れるトロトロの愛液。幾重にも絡み、ヒクつく襞。息が、詰まる。
「っなに、コレ、イーの?」
「んんっ、もっと……あぁ!」
直接的な言葉で求められ、余裕なんて飛ばされる。
もう、止めらんない。
秘芯を愛でる指はそのままに、深く腰を打ち付けて。
「はっ、すげ、締まる……」
「あっ、やん、たく、まっ」
小刻みに震え、啼きながらしがみ付いてきた。
真純だけじゃない、おれも、イキそう。
「っすみ、可愛い……はぁっ、堪んない」
脳天へと突き抜ける快感。頭も身体も溶かされる。
「好き、だよ……真純……愛してる」
淫らな音を派手に鳴らして、真純を揺らす。
「ふっ、あっ、イっく、っく、ま……イっちゃ、ぅうっ」

……何、可愛いーコト、言ってんの?

「イイ、よ。ますみ……一緒、イこう?」
「あぁっ、た、く……まっ……」
一段と高くなった声。ビクビクと痙攣して真純の背が弓なる。張り詰めた後、ふぅっと弛緩していく身体。隙間なく合わさる様に抱き締めて。
「ます、みっ……!」
俺は真純のナカの最も奥へ、自身を打ち放った。
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