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甘く、深く、繋がって
第34章 エピローグ
「はっ……エッロ」
指を舐めるように言ったのは拓真さんなのに、口角を右だけ上げた意地悪な笑みのまま私を見下ろしてくる。
でもその瞳がふうっと甘くなった。
キュッと舌の真ん中を押され
「ふっ、ん」
息が漏れる。
「ほら、ちゃんと、舐めて?」
「んんっ!」
口の中と秘めた奥を同時にグッと押されてキュンとなる。もっと欲しくて揺れる身体。
フフっと拓真さんが笑う。
「可愛い」
嬉しそうに綻んだ目元にじわりと胸が熱くなった。
どんなにはしたなく乱れても、拓真さんは私を蔑まない。
仕事初めの日、ハマダさんの言葉に落ちた私。拓真さんは言葉と身体で大丈夫なんだと私に伝え、救い上げてくれた。
それなのに、未だに時々不安に陥る事がある。そうなるきっかけも、理由も分からない
でも一度として拓真さんに呆れたり、嫌がる素振りを見せられたりした事はない。変わらず、私が大丈夫と思えるまで何度でも言葉と態度で示してくれる。拓真さんを信じさせてくれる。
……大丈夫
今日は、不安にならずにいられそう……
ギリギリまで引いた人差し指に中指を添え、また深く挿し込まれた。
「っん……んん」
口の中をゆっくりと行き来されてゾクゾクする。
軽く握られた拓真さんの手に両手を添えて、長い指に舌を絡めた。
指を舐めるように言ったのは拓真さんなのに、口角を右だけ上げた意地悪な笑みのまま私を見下ろしてくる。
でもその瞳がふうっと甘くなった。
キュッと舌の真ん中を押され
「ふっ、ん」
息が漏れる。
「ほら、ちゃんと、舐めて?」
「んんっ!」
口の中と秘めた奥を同時にグッと押されてキュンとなる。もっと欲しくて揺れる身体。
フフっと拓真さんが笑う。
「可愛い」
嬉しそうに綻んだ目元にじわりと胸が熱くなった。
どんなにはしたなく乱れても、拓真さんは私を蔑まない。
仕事初めの日、ハマダさんの言葉に落ちた私。拓真さんは言葉と身体で大丈夫なんだと私に伝え、救い上げてくれた。
それなのに、未だに時々不安に陥る事がある。そうなるきっかけも、理由も分からない
でも一度として拓真さんに呆れたり、嫌がる素振りを見せられたりした事はない。変わらず、私が大丈夫と思えるまで何度でも言葉と態度で示してくれる。拓真さんを信じさせてくれる。
……大丈夫
今日は、不安にならずにいられそう……
ギリギリまで引いた人差し指に中指を添え、また深く挿し込まれた。
「っん……んん」
口の中をゆっくりと行き来されてゾクゾクする。
軽く握られた拓真さんの手に両手を添えて、長い指に舌を絡めた。