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五十嵐さくらの憂鬱。
第9章 …9
手始めに、と、
樹が持ち出してきたのは
アイマスクだった。
さくらはピンときて逃げようとするが
すぐに捕まる。

「逃げるなよ。なんでもするって言っただろ」
「や…なんかもう、よくわかる…!」
「へーえ、さくらは、こんなんじゃ満足できないって?」
「そんなんじゃない…けど…」

じゃあやらせろよ、と後ろから抱きつかれて
アイマスクをはめられる。
さくらの弱い耳たぶを口に含み
そのまま首筋に吸い付く。

「…っつう…」
「まだだよ」

アイマスクの上から、タオルで目隠しをさらにされる。
ちょっとの隙間もなくなり
さくらの視界は完全に封じられた。

服とブラを剥ぎ取られ
さくらはショーツ1枚にされた。

「やだ、恥ずかしい…」
「まだまだ。なにいってんの、さくら。
これじゃ満足しないだろ?」

意地悪モードのスイッチが入った樹を
止める術をまださくらは知らない。

そのうちに手首まで縛られて
真っ暗闇の中で座らせられた。

「さくら、やらしい…」

正面から胸を揉みしだかれて
どうやら樹の膝の上に座っているらしいと気づくまで
たっぷりと時間がかかった。

「あっ……」

視界が、どれほどの情報をもたらしてくれるのか
さくらはこの時ほど理解したことはない。
次に何をされるのかわからない恐怖と期待。
樹に見られていると考えただけで
さくらの身体は火照った。

「ひゃ…っん…」
「もう立ってる」

二の腕を持たれたかと思いきや
突如頂きにぬるりとした刺激をうけて
上半身が跳ねた。

「あっ…あっ、はっ…」

もう血は止まり
歯型も治まってきた。
その胸を丁寧に、残酷にいたぶる。

「腕上げて」

持ち上げられてさくらは腕を上げる。

「やらしい格好だな。目隠しして、パンツ1枚で男の足に乗って…腕上げて…。想像してみなよ、今の自分を。
写真でも撮ってあげようか?」
「あ、やだ…」

恥ずかしさに腕を下げようとすると
それを阻止するかのように
脇を舐められる。

「あ。やぁ…っ」

肩甲骨に置かれていた樹の大きな手は
さくらの両胸をゆっくりと揉みあげる。
指先で乳首を挟み込んでは離し
なんとも言い難い快楽を与えた。
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