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五十嵐さくらの憂鬱。
第11章 …11
夏月の手がさくらに伸び
あっという間にキスされた。
さくらは全く理解が及ばない。
頭に?を飛ばしていると
今度はきちんとわかるように夏月が口づけしてくる。
「……!?」
びっくりしすぎて手をばたつかせると
指を絡ませてきてそのまま拘束される。
「…ん。美味し」
「ちょ…やだ、やめてください!なにするんですか!」
しー、と言いながら
またもや夏月の顔が近づいてくる。
さくらは顔を背けた。
夏月の脚に、さくらの脚が挟まれて動けなくなる。
「俺のキス、そんな嫌がる女の子
あんまりいないよ。
その嫌がる顔、最高かも」
「やだっ!」
椅子を押されて
そのまま壁に押し付けられる。
身動きが取れなくなりつつも
唇を死守しようと顔を頑なに背けた。
夏月は絡めていた指を解くと
さくらの両手首をがっつりとつかんだ。
「うわ、細っ!
折れちゃいそう」
さくらの顎を掴んで完全に捉えると
可愛い顔に悪魔のような笑みを乗せて
さくらに口付けた。
「ん…ん、いや、やだっ!やだぁ!」
樹とは違う感触。
「おとなしくしてよ。
樹を満足させたいでしょ?
俺が、俺の身体で教えてあげる。
けっこういいと思うケド?」
「い、いいです…」
「樹喜ばせたくないの?」
「うっ…」
そう言われれば
嫌とは言えない。
また、唇を奪われる。
「俺のレクチャー無料でなんて、
他の子に言ったら羨ましすぎて卒倒するよ」
舌が侵入してくる。
「もっと、ベロ出して。
自分から絡めてみて」
ーーー樹先輩のためーーー
そう思った時、
そう言えば光輝のためと言って
樹にレクチャーされていたのを思い出し
恥ずかしさと樹の舌を思い出して
急に身体が熱くなった。
「ん、急に良くなった。
それくらい積極的な方がいいなぁ。
やっと、ちょっと勃ってきたよ。
俺、キスしないと勃たなくてさ!」
「え? た、勃つって…え?」
これだよ、と夏月は悪びれもせずに
さくらの手を自分の股間に
ジーンズの上から押し当てた。
「やっ…!」
「ほら、舌出して」
さくらの手に熱い温もりが伝わる。
無理やりキスをされて
そうすると夏月の股間がほどよく硬さを増してくる。
「じゃあ、こっち舐めるレクチャーはじめようか?」
「え、ちょっと待って下さい…そんなっ」
夏月はさらにさくらの唇を奪う。
そして、そろそろだな、と感じた。
あっという間にキスされた。
さくらは全く理解が及ばない。
頭に?を飛ばしていると
今度はきちんとわかるように夏月が口づけしてくる。
「……!?」
びっくりしすぎて手をばたつかせると
指を絡ませてきてそのまま拘束される。
「…ん。美味し」
「ちょ…やだ、やめてください!なにするんですか!」
しー、と言いながら
またもや夏月の顔が近づいてくる。
さくらは顔を背けた。
夏月の脚に、さくらの脚が挟まれて動けなくなる。
「俺のキス、そんな嫌がる女の子
あんまりいないよ。
その嫌がる顔、最高かも」
「やだっ!」
椅子を押されて
そのまま壁に押し付けられる。
身動きが取れなくなりつつも
唇を死守しようと顔を頑なに背けた。
夏月は絡めていた指を解くと
さくらの両手首をがっつりとつかんだ。
「うわ、細っ!
折れちゃいそう」
さくらの顎を掴んで完全に捉えると
可愛い顔に悪魔のような笑みを乗せて
さくらに口付けた。
「ん…ん、いや、やだっ!やだぁ!」
樹とは違う感触。
「おとなしくしてよ。
樹を満足させたいでしょ?
俺が、俺の身体で教えてあげる。
けっこういいと思うケド?」
「い、いいです…」
「樹喜ばせたくないの?」
「うっ…」
そう言われれば
嫌とは言えない。
また、唇を奪われる。
「俺のレクチャー無料でなんて、
他の子に言ったら羨ましすぎて卒倒するよ」
舌が侵入してくる。
「もっと、ベロ出して。
自分から絡めてみて」
ーーー樹先輩のためーーー
そう思った時、
そう言えば光輝のためと言って
樹にレクチャーされていたのを思い出し
恥ずかしさと樹の舌を思い出して
急に身体が熱くなった。
「ん、急に良くなった。
それくらい積極的な方がいいなぁ。
やっと、ちょっと勃ってきたよ。
俺、キスしないと勃たなくてさ!」
「え? た、勃つって…え?」
これだよ、と夏月は悪びれもせずに
さくらの手を自分の股間に
ジーンズの上から押し当てた。
「やっ…!」
「ほら、舌出して」
さくらの手に熱い温もりが伝わる。
無理やりキスをされて
そうすると夏月の股間がほどよく硬さを増してくる。
「じゃあ、こっち舐めるレクチャーはじめようか?」
「え、ちょっと待って下さい…そんなっ」
夏月はさらにさくらの唇を奪う。
そして、そろそろだな、と感じた。