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第3章 二十人殺し

ミュカの後ろにいる酒場のマスターは、急に話を振られて気まずそうな顔をした。

「あ、ああ……そうだな。酒を飲みながら、二度とアルベリオは集落に入れるなって盛り上がってた……」

「おまえら……」

ミュカは冷たく燃える目で男たちを見回した。

ぎゅうぎゅうと体内を締め付けると、前に突っ込んでいた太った客が精を放った。
マスターも呻いたが、快楽よりも痛みが勝ったらしく、少し青ざめている。