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リリスの双子 ―悪魔が見た男女の記録―
第2章 母と息子
「もう二度と来るな!」

野太い怒鳴り声と共に、アルベリオは地面に叩きつけられた。
埃っぽい地面から土煙が起こり、思わず咳きこむ。

アルベリオは線の細い少年だった。
少女だと間違われてもおかしくない、儚くて可憐な印象がある。

艶やかな栗色の髪を腰のあたりまで伸ばし、長いまつげの向こう側には物憂げに光る瞳がある。
真っ白な肌は生娘のようで、この世の穢れ全てと無縁であるかのように見えた。

彼が倒れると同時に、地面には薬草の束や、煎じ薬の類いが転がっていく。


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