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リリスの双子 ―悪魔が見た男女の記録―
第6章 修道女
何度も情交を繰り返して、ラウルはようやく満足したらしい。
仰向けになったルイーズの上で、名残を惜しむように姉の体をなめ回している。
まるで赤子のように乳房にしゃぶりついている弟を見ていると、胸が温かくなった。
母性本能を刺激されているのかもしれない。
「こんなこと、許されないわ……」
ぽつりと呟いた言葉に、ラウルが顔をあげる。
「大丈夫、罰なら全部、僕が受けるから」
弟はいつからこんなに逞しい表情をするようになったのだろう。
「愛してるよ、姉さん」
キスが降ってくる。
それを拒む力はルイーズには残っていなかった。
いや、むしろ、向けられる好意に胸が高鳴った。
仰向けになったルイーズの上で、名残を惜しむように姉の体をなめ回している。
まるで赤子のように乳房にしゃぶりついている弟を見ていると、胸が温かくなった。
母性本能を刺激されているのかもしれない。
「こんなこと、許されないわ……」
ぽつりと呟いた言葉に、ラウルが顔をあげる。
「大丈夫、罰なら全部、僕が受けるから」
弟はいつからこんなに逞しい表情をするようになったのだろう。
「愛してるよ、姉さん」
キスが降ってくる。
それを拒む力はルイーズには残っていなかった。
いや、むしろ、向けられる好意に胸が高鳴った。