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~ 愛しい人へ ~
第3章 ~ 私を想う ~
「じゃあ、ちょっと調べますね。」


陰部の回りを洗浄し、


クスコが差し込まれた。


少しひんやりした。


膣の中に棒のようなものが入って、


こすっているのがわかる。


うぅ~。やめてほしい……。


感じないようにと思えば思うほど、


体がゾクゾクした。


「じゃあ、次、おしっこの検査しますね。」


先生の声が聞こえた。


えっ?どういうこと?


「カテーテル入れますね。


少し、チクッとするかもしれません。」


あっ…………カテーテル。


だから、お手洗いでお小水を取りよう
言われなかったのだとわかった。

カテーテルは、わたしの尿道に
入っていく。


ん、ん~~。


わたしは、恥ずかしかったが、
ピクピクと膣が動いているのを
感じた。


診察なのに。


体が、反応しちゃう…………。


早く……終わってほしい。


チョロチョロと音がしている。


恥ずかしいです…………。


おしっこ……見られてるんだ。


顔が赤くなった。


「終わりましたよ。


台、動きますので


気をつけてくださいね。」


やっと、肩の力が抜けた。


内診台が、元の位置に戻った。


わたしは、よろけながら、


下着を履いた。


こんなことで、感じるなんて……。


欲求不満…………なんだろうか。


それとも。


たまらなく恥ずかしい行為に


いやらしく反応してしまったのだろうか。


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