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第4章 ～　ご主人様を想う　～

難しい質問が続く中、自分の中から答えを探していく。


『>ななさんは、表面的、外見的、世間的な評価を得るために、
　自分の弱さ等（本当はマゾの性癖を隠し持つ自分）を
　高いプライドで隠していると思われるのですが、どうでしょうか？


　外見的な自分と、自分が思う本当の自分に乖離があり、
　常に違和感を感じているのでしょうか？


　(笑)半分当たってます。

　
　自分でいうのもなんですが、第三者からの仕事の評価は高いです。
　いいお母さんだとか……言われますし。
　ご主人と仲がいいですね…とも言われますよ。


　でも、１２年お付き合いしていた彼がいたのも事実。
　誰も、思いもよらないと思います(^_^;)


　そもそも小学生の高学年の頃から、
　緊縛されている女性や無理強いされている女性にドキドキしていたので…。
　外面と内面は、かけ離れすぎていると思います。


　> 大切なことを、言い忘れました、私は既婚者です。
　> 私も、メールですが、誠実でありたいと思います。


　ありがとうございます。


　上記の文面で察しがつくと思いますが、私も既婚者です。
　しかも、ずいぶん長い間、彼がいました。


　彼との別れが、今回の一歩につながっています。
　また少しずつ、お伝えしていきます。』


書きたいことは、たくさんあったけれど、まとまらなかった。


慎二さんに聞かれたことを答える時、


その中に伝えたいこととリンクすることがあれば、


丁寧に伝えていこうと思った。


わたしが、樹と……彼と過ごしてきた時間は、


そんな簡単な時間ではないと思う。


それが、今後、どんな風に変わるか、


どんな影響があるのか……わからなかった。