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~ 愛しい人へ ~
第4章 ~ ご主人様を想う ~
さらに続きを書き始めた。


 『> メールでいろいろお話し、嗜好や性格を確認する過程を経ますし、
 私のS性が合わなければ、M女とも御縁がなく、
 私からお断りすることもあります。
 

 なんだかせつないですね。恋愛と似ていますね。
 もしかしたら、恋愛よりせつないですね。
 主従関係というくらいですから ご主人様>>>奴隷 ですよね。
 ご主人様からお断りはあっても、
 奴隷からサヨナラは言えないのでしょうか。
 だったら、悲しいです。
 どんなに好きでも、
 ご主人様が契約をなしにすれば終わってしまうのだったら。
 私は、やっぱりなれないなって思ってしまいました。
 永遠がないことはわかっているけれど、
 主従関係が恋愛より、永遠に近いならいいな…と今、思いました。
 ご主人様に大切にされることは、とても満たされることなのかな…。
 だとすれば、素敵な関係だなぁ。うらやましいな…なんて。』


わたしは、思うまま……感じたことを書き綴った。


わたしの考えが間違っていれば、
慎二さんが……なにか教えてくれるだろうと。


もし、


同じように考えているなら……いいな……とも。


 『私が彼と別れたのは、7月のはじめのことです。
 6月のはじめの頃に少し距離ができて、
 そのまま彼が別れを決めました。


 時間を巻き戻しながら、考えました。
 私が、彼にもう抱き締められるのはやめよう。
 と、思った、去年の12月から
 ちょっとずつ距離ができていたような気がします。
 どうして?
 という思いが、私の中に芽生えた時に
 私は、その都度、彼に伝えませんでした。
 6月の始めにそれがカタチになって、
 いつの間にか終わってしまった…という感じです。


 こうして書いてから少し後悔しています。
 慎二さまにとっては、ご迷惑だったのでは…と。』


素直に……書いた。


彼への想い……、彼には伝えられなかった…話せなかった想い。



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