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~ 愛しい人へ ~
第4章 ~ ご主人様を想う ~

とはいえ……。
挨拶をするのに、迷いがないわけではなかった。
まず……、慎二さんから先にもらっていた
メールの返信をすることにした。
『わたしの住む街は、とっても暑いです。
台風は、かなり近づいているのではないですか?
> M女でご主人さんに奴隷にしていただくために、
全てを隠さず、申告し、
ご主人様に知ってもらわなければいけないのでは。
と、生真面目に考えるものもいます。
しかし、それをしていくと、やはりいろいろな情報を
知ることになります。
> 説明が、うまく伝わらないと思いますが、
ななさんが、
「これは、知ってもらおう。
これは、まだ保留にしよう。」
と、選択しながら行ってください。
慎二さまの伝えたいこと、
なんとなくですが理解いたしました。
> 今までのななさんの情報で、
少しずつななさんのことがわかってきて、
私はよかったですよ。
> もっと、教えて下さい。
はい、かしこまりました。
慎二さまには、
もっと知っていただきたいと思います。
そして、私も慎二さまのことを知りたいです。』
ここまでは、
すんなりと
書くことができた。
問題は……、この続きだった。
挨拶をするのに、迷いがないわけではなかった。
まず……、慎二さんから先にもらっていた
メールの返信をすることにした。
『わたしの住む街は、とっても暑いです。
台風は、かなり近づいているのではないですか?
> M女でご主人さんに奴隷にしていただくために、
全てを隠さず、申告し、
ご主人様に知ってもらわなければいけないのでは。
と、生真面目に考えるものもいます。
しかし、それをしていくと、やはりいろいろな情報を
知ることになります。
> 説明が、うまく伝わらないと思いますが、
ななさんが、
「これは、知ってもらおう。
これは、まだ保留にしよう。」
と、選択しながら行ってください。
慎二さまの伝えたいこと、
なんとなくですが理解いたしました。
> 今までのななさんの情報で、
少しずつななさんのことがわかってきて、
私はよかったですよ。
> もっと、教えて下さい。
はい、かしこまりました。
慎二さまには、
もっと知っていただきたいと思います。
そして、私も慎二さまのことを知りたいです。』
ここまでは、
すんなりと
書くことができた。
問題は……、この続きだった。

