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~ 愛しい人へ ~
第4章 ~ ご主人様を想う ~
足指を舐める行為を喜びと感じる……。


わたしは、そんなふうに思えるのだろうか。


実感がわかない……。


奴隷の喜びも、奴隷の数だけあるはず……。
わたしの喜びは、なんなのだろう?


ご主人さまのメールには続きがあった。
首輪について、書かれてあった。


 『首輪について


 首輪は、
 主にとっては、
 飼い犬の所有権を証明するものだと思う。


 また、飼い犬にとって、
 首輪の持ち主が、主となる。


 奴隷を、
 別の主に譲渡するとき、
 嵌めていた首輪を渡し、
 引き渡しの儀式とする。


 転勤で、主が海外へ行く……
 転勤で、主が他府県へ行く…。
 もちろん、奴隷の移動の場合もある。
 他には、主の体調など……。


 この場合、皆で話しあって、
 仲の良い主に奴隷を託す場合もあるそうだ。


 千帆、私にはわかるよ。


 何が、淫乱奴隷女に
 キツイ罰(お仕置き)であるかを。


 お前のような淫乱奴隷には、
 オナニーの禁止命令ほど、辛いものはないはずだ。


 あと、もう一つあるが……。


 しかし、それに耐えている時こそ、
 自分の身分や私の存在を
 リアルに
 そして身近に感じるはずだ。


 >ですが、千帆は、
 ご主人さまの奴隷にしていただいたなら、
 ココロは繋がっている……。


 千帆。
 心が繋がっているから、
 私は、千帆に調教ができるのだよ。


 主』


驚いてしまった……。
譲渡するのだと。


たしかに
「ご主人さまの所有【物】」
であるのだから、譲渡はあり得ると思った。


でも、そこには奴隷の意思はないのかと。


いくらなんでもそれは……。
と、思う反面、
奴隷として当然のことなのかもしれない。
とも思えた。


わたしにとっての
キツイ罰が
「あと、もう一つあるが……。」
というのが、とても気になった。


いつか、ご主人さまにお聞きしたい。
でも、教えていただけるのだろうか……。


ココロガ ツナガッテイルカラ………
チョウキョウガ デキルノダヨ。


ご主人さまが、心が繋がっているから…。
と、おっしゃっている。


わたしは、胸が詰まった……。


そして、心から嬉しく思った。


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