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~ 愛しい人へ ~
第4章 ~ ご主人様を想う ~
一通りの家事を終え、ホッと
一息つける時間になった。


夫も子どもももう眠っている……。


ご主人さまからのメールが届いていた。


 『> 奴隷はそれをどう感じるか……。


 > 奴隷だけの特権と感じ、
 喜んで奉仕する奴隷も存在する


 >奴隷にしかさせない……特別なことなのですね。


 以前、緊縛に興味があり、
 縛られたい。
 と、調教にきた見習い奴隷がいた。


 私は、全裸で跪く見習いに


 「足指を舐めろ。」


 とその見習いに命じた。


 その時、見習いは、
 きょとんとして、
 その後、じっと私の足を見つめたまま、
 固まっていた。


 私は、黙ったまま、
 見習いがどういう行動をするのか
 ずっと待っていた。


 私の命令を聞くことができなければ、


 「帰りなさい。」


 と、伝えるつもりで、
 見習いを見つめていた。


 私はね、わかっていたのだよ。


 見習いが、奴隷であれば
 必ず、私の足指を舐める…と。


 5~6分くらい時間が経過し、
 やがて見習いは、
 ゆっくりと私の足を手で捧げ持ち、
 足指を舐めはじめた。


 その見習いが、
 その後、
 奴隷だけの特権と感じ、
 喜んで奉仕していた奴隷だ。


 心境がだんだんと
 変化していったようだ。


 主に触れ、
 奉仕できる自分は幸せだと
 意義を見つけて
 喜んで奉仕していた。』


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