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~ 愛しい人へ ~
第4章 ~ ご主人様を想う ~
仕事が休みなので、
明日は久々に
都心へ買い物に出かけることにした。


いつものように
ご主人さまにメールができないかも
しれないと思い、
その旨を伝えることにした。


 『ご主人さまへ。


 千帆は、午前中、
 用事で都心へお出かけいたします。


 午前中は、メールができません。


 申し訳ございません。


 午後からは、
 ご主人さまにたくさんメールが送れるのかなぁ。
 と思うと、とても楽しみです。』


このメールを送った後、
わたしはご挨拶の練習をすることにした。


朝、ご主人さまに
ご報告のメールを送らなければ……。


そう思う自分が不思議だった。


心も身体も
ご主人さまの奴隷になっていると思う。


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