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~ 愛しい人へ ~
第5章 ~ 千帆を想う ~

ご主人さまは、19時に仕事を終える。
今日、最後のメールは
『千帆。
私がよく勉強させてもらっている方の文章だ。
楽しみなさい。』
と、書いてあり、
どこかから引用された文章と
淫らな画像が載っていた。
引用されていた文章を
要約すると、
主が全裸になるよう命じても、
その身体を見つめているのではなく
心まで見つめようとしている。
これからの時間は、
これまで抑えてきた妄想を吐き出し、
従自身に正直なる時。
両手を体の後ろで縄で結ぶのは、
いやらしさを表現するため。
身体を縛るのと同時に、心も縛るのは
嫌らしい妄想を吐き出せるため。
後ろ手を上に吊るされ、片膝を結え
上に引っ張られる。
両脚を開かれたまま、
片脚で体重を支えなければならない。
これからの時間は、
これまで抑えてきた妄想を吐き出し、
従自身に正直なる時。
ベッドの上であおむけで
右手と右足、左手と左足をそれぞれ縛られ、
左右に開かれる。
身体の奥底を明るさの中に晒す。
それは、従が心の奥底まで見せるため。
そして、主がそれをのぞき込む。
花弁が濡れてきたとしても、
それは身体が正直なだけ。
がんじがらめの心は、
あきらめの中でほどけていく。
従自身の解放のため。
今度は左右の手足がそれぞれ縛られたまま、
ベッドの上でうつ伏せにされる。
お尻は高く持ち上げられたまま。
屈辱的な姿勢を保つのは、
プライドを捨てさせるため。
覆い隠しているプライドは存在しない。
なぜなら、
主の完全に思うがままに動かされ、
主の欲する姿勢をとらされるのだから。
肉棒が身体を貫こうとも、
抗うことはできない。
意のままにならなければならないから。
従自身のため。
従自身の解放のため。
従順さを愛する。
心に秘めた欲望をそっと告げ、
それに身を任せ、
プライドを打ち壊すのを許す
従をいとおしく思う。
主の心は触れ合い、
従の解放が、主の心の解放となる。
すべては従自身の解放のため。
そして主の心の解放のため。
……というようなことが書かれてあった。
ご主人さまが望むものが
ぼんやりとわかったような気がした。
今日、最後のメールは
『千帆。
私がよく勉強させてもらっている方の文章だ。
楽しみなさい。』
と、書いてあり、
どこかから引用された文章と
淫らな画像が載っていた。
引用されていた文章を
要約すると、
主が全裸になるよう命じても、
その身体を見つめているのではなく
心まで見つめようとしている。
これからの時間は、
これまで抑えてきた妄想を吐き出し、
従自身に正直なる時。
両手を体の後ろで縄で結ぶのは、
いやらしさを表現するため。
身体を縛るのと同時に、心も縛るのは
嫌らしい妄想を吐き出せるため。
後ろ手を上に吊るされ、片膝を結え
上に引っ張られる。
両脚を開かれたまま、
片脚で体重を支えなければならない。
これからの時間は、
これまで抑えてきた妄想を吐き出し、
従自身に正直なる時。
ベッドの上であおむけで
右手と右足、左手と左足をそれぞれ縛られ、
左右に開かれる。
身体の奥底を明るさの中に晒す。
それは、従が心の奥底まで見せるため。
そして、主がそれをのぞき込む。
花弁が濡れてきたとしても、
それは身体が正直なだけ。
がんじがらめの心は、
あきらめの中でほどけていく。
従自身の解放のため。
今度は左右の手足がそれぞれ縛られたまま、
ベッドの上でうつ伏せにされる。
お尻は高く持ち上げられたまま。
屈辱的な姿勢を保つのは、
プライドを捨てさせるため。
覆い隠しているプライドは存在しない。
なぜなら、
主の完全に思うがままに動かされ、
主の欲する姿勢をとらされるのだから。
肉棒が身体を貫こうとも、
抗うことはできない。
意のままにならなければならないから。
従自身のため。
従自身の解放のため。
従順さを愛する。
心に秘めた欲望をそっと告げ、
それに身を任せ、
プライドを打ち壊すのを許す
従をいとおしく思う。
主の心は触れ合い、
従の解放が、主の心の解放となる。
すべては従自身の解放のため。
そして主の心の解放のため。
……というようなことが書かれてあった。
ご主人さまが望むものが
ぼんやりとわかったような気がした。

