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~ 愛しい人へ ~
第5章 ~ 千帆を想う ~

『あれ?
千帆、今、気づいたんだけど。
ご主人さまは
「帰りにスーパー」
で、買い物ってご命令されたけど
「帰りにデパート」?
もしかして、このタイミングなの?
え、この人混みで
ご主人さまのご命令、絶対、無理、無理。
しかも、自宅まで1時間だし……。
ご主人さま、申し訳ございません。
千帆は、ご命令を守れなかったと思います。
千帆は、その後、晩ごはんと帰省のお土産を買って
家へ帰りました。
帰りの電車の中で、千帆は悩んでいました。
千帆は、その後どうしたらよいか?
と。
ご主人さまのご命令を守れなかった?ようなカタチだし、
自宅に帰ってからスーパーにお買い物行かなくてもいい?
でも、
命令は守れなかったかもしれないけれど、
実行しないのはどうなの?
千帆としては、○(まる)はもらえなくても
△(さんかく)をもらいたいなぁ~と思いました。
本当は。
サディストのご主人さまが、
△(さんかく)くれるわけがないことはわかっていました。
でも、千帆は思ったんです。
奴隷だからといって、
考えないのはどうなのかな?
ご主人さまからご命令をいただきました。
できないです、申し訳ございません……。
千帆は、ちょっと違うと思いました。
うまくいえませんし、
間違っているかもしれませんが。
できないことが起こっても、
なにかできることはないか……考えたいです。
その中で、
ひょっとしたらご主人さまが
喜んでくださることがあるかもしれない……。
と、思ったからです。
ご命令を確実にできなかったことは、
絶対にダメなことですし、
ご主人さまから罰を受けることも
もちろん当たり前だと思っております。』
千帆、今、気づいたんだけど。
ご主人さまは
「帰りにスーパー」
で、買い物ってご命令されたけど
「帰りにデパート」?
もしかして、このタイミングなの?
え、この人混みで
ご主人さまのご命令、絶対、無理、無理。
しかも、自宅まで1時間だし……。
ご主人さま、申し訳ございません。
千帆は、ご命令を守れなかったと思います。
千帆は、その後、晩ごはんと帰省のお土産を買って
家へ帰りました。
帰りの電車の中で、千帆は悩んでいました。
千帆は、その後どうしたらよいか?
と。
ご主人さまのご命令を守れなかった?ようなカタチだし、
自宅に帰ってからスーパーにお買い物行かなくてもいい?
でも、
命令は守れなかったかもしれないけれど、
実行しないのはどうなの?
千帆としては、○(まる)はもらえなくても
△(さんかく)をもらいたいなぁ~と思いました。
本当は。
サディストのご主人さまが、
△(さんかく)くれるわけがないことはわかっていました。
でも、千帆は思ったんです。
奴隷だからといって、
考えないのはどうなのかな?
ご主人さまからご命令をいただきました。
できないです、申し訳ございません……。
千帆は、ちょっと違うと思いました。
うまくいえませんし、
間違っているかもしれませんが。
できないことが起こっても、
なにかできることはないか……考えたいです。
その中で、
ひょっとしたらご主人さまが
喜んでくださることがあるかもしれない……。
と、思ったからです。
ご命令を確実にできなかったことは、
絶対にダメなことですし、
ご主人さまから罰を受けることも
もちろん当たり前だと思っております。』

