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~ 愛しい人へ ~
第3章 ~ 私を想う ~
『>だから、辛い状況下だと解りましたが、答えは変えません。


 小野木さんの決心はわかりました。


 どうしてもダメですか?
 私にこうして欲しいとかあったら言ってください。
 

 私もだけど小野木さんも、肝心なことは口に出さない人だから…。
 言ってほしかったし、言ってほしいです。


 >今までの素晴らしい時間をありがとうございました。


 私はまだ、12年間を終わらせたくないです。


 素晴らしい時間をありがとうなんてそんなふうにはまだ思えないです。


わたしのこと、嫌いになりましたか?


別れてもともだちで…がまだ有効なら、
 せめて少しずつ距離をおいていくような…それを望んでもダメでしょうか。』


正直、元の関係に戻りたいのか……ともだちでいたいのか……


わたしの気持ちが揺れているから、


伝えたい文章も……揺れてしまった。


でも。


誤解されているかもしれないこと、


わたしの本当の気持ち、


書けたと思う。


もう……、返信がこなくても……。


それは、しかたのないこと。


わたしが決めて、


そして、彼が決めたこと。


別れようと決めたのはわたし。


なのに、


どうして、


こんなに動揺するんだろう。


心のどこかで


結局、いつものように……


元通りの関係になれると……思っていたのかもしれない。


そう、


覚悟が足りなかったのだと思う。


せめて、


別れたとしても


ともだちに……なりたかった。


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