この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
片想いの行方
第11章 悩んで揺れて、また悩む
それから5分も経たないうちにお店に着いて
普段は行列の人気店だけど、少ない時間帯だったらしく
思ったよりも待たずに入る事ができた。
ヒメは宣言通り、生クリームたっぷりのパンケーキにしたので、あたしもつられて同じものを頼む。
明るい店内は女の子でいっぱいだ。
「別に、学校と同じ水着でいーんじゃねーの?」
「えっ!?」
先に運ばれてきたアイスティーを飲みながら、急にヒメが口を開いた。
「水泳習いに行くわけだし、小さい市民プールじゃん。
そこでフリフリのビキニ着てくのも変だろ」
……それはそうなんだけど……
ここに来てやっと本題に入ったことに、まずはホッとする。
「素直に泳げるよーになる事だけ考えてればいいよ」
「?」
「何を着るとか、見た目とか、印象とか
なんかもうどーでもいーわ」
……はぃ!?
驚いてヒメを凝視。
「なにそれ! どーでもいいってわけないでしょ。
あたしを変えてくれるって言ってたじゃない!」
それで服も選んでくれたわけだし。
似合ってるって言ってくれたんだし。
あ、課外授業に着て行かなかった方を、水泳教室の時に着て行こうかなー♡
普段は行列の人気店だけど、少ない時間帯だったらしく
思ったよりも待たずに入る事ができた。
ヒメは宣言通り、生クリームたっぷりのパンケーキにしたので、あたしもつられて同じものを頼む。
明るい店内は女の子でいっぱいだ。
「別に、学校と同じ水着でいーんじゃねーの?」
「えっ!?」
先に運ばれてきたアイスティーを飲みながら、急にヒメが口を開いた。
「水泳習いに行くわけだし、小さい市民プールじゃん。
そこでフリフリのビキニ着てくのも変だろ」
……それはそうなんだけど……
ここに来てやっと本題に入ったことに、まずはホッとする。
「素直に泳げるよーになる事だけ考えてればいいよ」
「?」
「何を着るとか、見た目とか、印象とか
なんかもうどーでもいーわ」
……はぃ!?
驚いてヒメを凝視。
「なにそれ! どーでもいいってわけないでしょ。
あたしを変えてくれるって言ってたじゃない!」
それで服も選んでくれたわけだし。
似合ってるって言ってくれたんだし。
あ、課外授業に着て行かなかった方を、水泳教室の時に着て行こうかなー♡