この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
片想いの行方
第13章 好きでいても、いいですか?
「やっぱりスゲーな、香月は」


蓮くんの言葉に、あたしはもう一度前を向く。

その近さに……また胸の鼓動が激しくなる。


「少しの距離でも、ちゃんと1人で前に進んだんだ。
数学の補習もそうだったけど、香月は集中力があるから。
これから、きっと何でも叶えられるよ」

「……蓮くん……」


蓮くんは優しく微笑んでいて

ドキドキが止まらない。


「陽菜は今日で4回目なんだけど、あんなに楽しそうにしてるのは初めて見た。
……俺も、なんだか勇気もらったみたいで嬉しいよ」

「…………っ」

「ありがとう、香月」


蓮くんはそう言うと、あたしから手を離して陽菜ちゃんの方へと向かった。


……胸が、苦しいくらいドキドキしていた。
/798ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ