この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
片想いの行方
第20章 彼の勇姿

* * *


「……あはは。美和ちゃん大丈夫?」


周りの観客がほぼ帰り終わった頃

新藤さんがペットボトルの水を持って戻ってきた。


「はい、どうぞ。
みんなはもう親御さんが迎えに来たから、先に帰らせちゃったよ」

「……すみません」


新藤さんからペットボトルを受け取りながら、あたしはペコッと頭を下げた。

……まだ、心臓がドキドキしてる。

あんなに大声を出したのも久しぶりだった。


「美和ちゃん家どこだっけ?
俺バイクで来たから、良かったら後ろ乗ってく?」

「えっ!?」


新藤さんの言葉に、飲んでいた水を吹き出しそうになる。


「ヘルメットもうひとつ持ってるからさ……っと。
あ、電話だ」


新藤さんは鳴り出した携帯を取り出した。


「もしもし、蓮?」
/798ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ