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片想いの行方
第21章 夕暮れの帰り道
………ハッッ!!
あ、あたし何言ってんの……!
「ご、ごめんなさい蓮くん!
今の何でもない……忘れて!」
あたしは慌ててさっきの言葉を撤回する。
ひ~~~!
蓮くんが泳ぐ場面を思い浮かべて、そのまま思ったこと話しちゃった。
ちょっと痛い子みたいな発言だったよね!?
絶対蓮くん引いてるよ~~~!
「……香月……」
「と、とにかく本当に凄かったです!」
蓮くんが何か言おうとしたけど、あたしはその声を遮った。
「もう、最後の10mなんて早すぎて……
あたしが何十秒ってかかるところを、あんな一瞬で!」
うんうん!これが普通の感想だよ!
も~あたしってば……
「あたしも泳ぎたくなっちゃいました!」
「…………」
「あ、明日から2学期始まるけど……
また水泳教室行ってもいいですか?」
あ、あたし何言ってんの……!
「ご、ごめんなさい蓮くん!
今の何でもない……忘れて!」
あたしは慌ててさっきの言葉を撤回する。
ひ~~~!
蓮くんが泳ぐ場面を思い浮かべて、そのまま思ったこと話しちゃった。
ちょっと痛い子みたいな発言だったよね!?
絶対蓮くん引いてるよ~~~!
「……香月……」
「と、とにかく本当に凄かったです!」
蓮くんが何か言おうとしたけど、あたしはその声を遮った。
「もう、最後の10mなんて早すぎて……
あたしが何十秒ってかかるところを、あんな一瞬で!」
うんうん!これが普通の感想だよ!
も~あたしってば……
「あたしも泳ぎたくなっちゃいました!」
「…………」
「あ、明日から2学期始まるけど……
また水泳教室行ってもいいですか?」