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片想いの行方
第24章 練習…?
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9月1日。
今日から2学期が始まる。
夏休み明けの体はダルさでいっぱい……のはずだった。
そう、例年であればの話。
いつもは二度寝をするのに、今朝は目覚ましが鳴る前に起きた。
久しぶりの制服に袖を通して、いつもよりも少し早い電車に乗って
学校が近付くにつれて、昨日の出来事を思い出されて、胸がドキドキと鳴り出す。
「……どんな顔をして会えばいいんだろ……」
この夏の間だけで色んな事があったけど、まさか最終日にあんなことになるとは……
学校までの並木道をトボトボと歩いていると
後ろから自転車の音が近付いて来た。
「……香月」
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9月1日。
今日から2学期が始まる。
夏休み明けの体はダルさでいっぱい……のはずだった。
そう、例年であればの話。
いつもは二度寝をするのに、今朝は目覚ましが鳴る前に起きた。
久しぶりの制服に袖を通して、いつもよりも少し早い電車に乗って
学校が近付くにつれて、昨日の出来事を思い出されて、胸がドキドキと鳴り出す。
「……どんな顔をして会えばいいんだろ……」
この夏の間だけで色んな事があったけど、まさか最終日にあんなことになるとは……
学校までの並木道をトボトボと歩いていると
後ろから自転車の音が近付いて来た。
「……香月」