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第24章 練習…？

「…………！！」


その声に体がビクッと震える。

立ち止まって恐る恐る振り向くと……


「……れ、蓮くん……」

「……おはよ」

「～～！ お、おはようございます！」


蓮くんは自転車から降りて、あたしの横に並んだ。

そのまま２人で歩き出す。


わわわぁぁぁ！

い、いきなりですか……！

教室に着くまでは会わないと思ってたから、心の準備ができていないよーー！

あたしはガチガチになった体を何とか動かしながら、何から話そうか必死に考えていた。


すると


「……昨日、親とか大丈夫だった？」

「えっ！？ あ、は、はい！ 全然大丈夫でした！」


蓮くんの方から話しかけてくれた。