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片想いの行方
第7章 現状報告
「………!!」
突然の指摘に絶句。
……そう言われてみればその通りだ。
去年の夏休み、蓮くんは毎日に近いくらい部活だった。
そうなったら、万一奇跡が起きてお近付きになれたとしても……
夏の間は一緒に居られないってこと!?
「…………」
い、いやいや……そんな一気に飛躍するわけないでしょ。
なんておこがましい……
「まぁ、とにかく頑張んなよ」
アンナは笑いながら、あたしの頭を軽く叩く。
「蓮くんのプライベートって謎だし、私も詳しく知らないからさ。
ここは黙ってヒメに頼むしかないね」
「うん、そうだね……」
「あいつ、チャラチャラしてるけど、いざという時はいい加減な事しないし。
大丈夫だよ」
お昼が終わるチャイムが鳴る。
午後の授業が終われば、いよいよ課外授業の始まりだ。
あたしはドキドキした気持ちを抱えたまま、中庭を後にした。
突然の指摘に絶句。
……そう言われてみればその通りだ。
去年の夏休み、蓮くんは毎日に近いくらい部活だった。
そうなったら、万一奇跡が起きてお近付きになれたとしても……
夏の間は一緒に居られないってこと!?
「…………」
い、いやいや……そんな一気に飛躍するわけないでしょ。
なんておこがましい……
「まぁ、とにかく頑張んなよ」
アンナは笑いながら、あたしの頭を軽く叩く。
「蓮くんのプライベートって謎だし、私も詳しく知らないからさ。
ここは黙ってヒメに頼むしかないね」
「うん、そうだね……」
「あいつ、チャラチャラしてるけど、いざという時はいい加減な事しないし。
大丈夫だよ」
お昼が終わるチャイムが鳴る。
午後の授業が終われば、いよいよ課外授業の始まりだ。
あたしはドキドキした気持ちを抱えたまま、中庭を後にした。