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片想いの行方
第8章 課外授業開始
そして、放課後。
クラスの皆を乗せたバスは、目的地に向かって走り出した。
夕焼けがバスの窓にあたって、キラキラと反射する。
バスの座席は自由。
あたしが先に窓際に座ると、すぐにヒメが隣りに来た。
バスの席の間隔って……こんなに狭かったっけ……
「……なんだよ?」
ヒメがあたしを睨む。
「な、なんでもない……」
やばっ、見つめちゃってた!
あたしは慌てて目線を前に戻した。
蓮くんはもっと前の方に座ってる。
……ドキドキしてきた。
「よし、みんな聞けー」
担任の先生がマイクを持って話し始める。
「あと1時間くらいで着きまーす。
特に班行動はしないから、各自広場の中の好きなところで観察して良いです。
皆の他にも流星群を見にきてる人達がいるから、迷惑にならないようにくれぐれも気をつけること!」
「はぁ~い」
あちこちから適当な返事が聞こえてきた。
クラスの皆を乗せたバスは、目的地に向かって走り出した。
夕焼けがバスの窓にあたって、キラキラと反射する。
バスの座席は自由。
あたしが先に窓際に座ると、すぐにヒメが隣りに来た。
バスの席の間隔って……こんなに狭かったっけ……
「……なんだよ?」
ヒメがあたしを睨む。
「な、なんでもない……」
やばっ、見つめちゃってた!
あたしは慌てて目線を前に戻した。
蓮くんはもっと前の方に座ってる。
……ドキドキしてきた。
「よし、みんな聞けー」
担任の先生がマイクを持って話し始める。
「あと1時間くらいで着きまーす。
特に班行動はしないから、各自広場の中の好きなところで観察して良いです。
皆の他にも流星群を見にきてる人達がいるから、迷惑にならないようにくれぐれも気をつけること!」
「はぁ~い」
あちこちから適当な返事が聞こえてきた。