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片想いの行方
第8章 課外授業開始
「へー、星の観察っていうか、流星群を見に行くってことだったんだ」
あたしは配られたプリントを見ながら、今さらながら課外授業の内容を知った。
今夜は、何年かに一度の流星群が、この辺りから絶好に見られる日らしい。
今から行くところは、森に囲まれたキャンプ場やバンガロー、アスレチックやプラネタリウムなんかもある、自然溢れる総合施設。
その中央にある丘の上で、流星群を見るという。
予定の時刻は夜の8時。
見たらすぐにバスに戻って帰って解散。
なんでこんな強行スケジュールなんだろうって思ってたんだけど、そんな理由だったのね。
「結局そっちにしたんだ」
「えっ?」
急にヒメが口を開いたから、あたしはプリントから目を離した。
「服。 白い方にしたんだな」
「う、うん……」
「いいじゃん、似合ってるよ」
ヒメがあたしを見て、ニッと笑う。
「………///」
……だめだ。
ヒメの笑顔を見ると、なぜが胸がきゅうってなる。
この気持ち、自分でもよく分からない……
あたしは配られたプリントを見ながら、今さらながら課外授業の内容を知った。
今夜は、何年かに一度の流星群が、この辺りから絶好に見られる日らしい。
今から行くところは、森に囲まれたキャンプ場やバンガロー、アスレチックやプラネタリウムなんかもある、自然溢れる総合施設。
その中央にある丘の上で、流星群を見るという。
予定の時刻は夜の8時。
見たらすぐにバスに戻って帰って解散。
なんでこんな強行スケジュールなんだろうって思ってたんだけど、そんな理由だったのね。
「結局そっちにしたんだ」
「えっ?」
急にヒメが口を開いたから、あたしはプリントから目を離した。
「服。 白い方にしたんだな」
「う、うん……」
「いいじゃん、似合ってるよ」
ヒメがあたしを見て、ニッと笑う。
「………///」
……だめだ。
ヒメの笑顔を見ると、なぜが胸がきゅうってなる。
この気持ち、自分でもよく分からない……