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片想いの行方
第8章 課外授業開始
「なっ……!!」
なによそれーー!
誘う理由なんて思いつかないよ!
てか、そーいうのを教えてくれるんじゃないの!?
それに、カナヅチって……全然関係ないじゃん!!
「あれっ、ヒメ。
香月さんと見に行くんじゃないの?」
スタスタと歩き始めたヒメを見て、バスに残っていたクラスメート達が話しかける。
「なんだ~!じゃあうちらと見ようよ~」
「お~ヒメまだいたんか。行こうぜ~」
男女合わせて4人に誘われて、ヒメはその後についていく。
運転席の横で、あたしの方に振り返ると
「じゃあな、健闘を祈る」
一言そう言って、3連のブレスレットが巻かれた手首をひらりと振ると
ヒメはバスを降りて行ってしまった。
「…………」
開いた口が塞がらない。
あたしは1人、バスの中にぽつんと残された。
なによそれーー!
誘う理由なんて思いつかないよ!
てか、そーいうのを教えてくれるんじゃないの!?
それに、カナヅチって……全然関係ないじゃん!!
「あれっ、ヒメ。
香月さんと見に行くんじゃないの?」
スタスタと歩き始めたヒメを見て、バスに残っていたクラスメート達が話しかける。
「なんだ~!じゃあうちらと見ようよ~」
「お~ヒメまだいたんか。行こうぜ~」
男女合わせて4人に誘われて、ヒメはその後についていく。
運転席の横で、あたしの方に振り返ると
「じゃあな、健闘を祈る」
一言そう言って、3連のブレスレットが巻かれた手首をひらりと振ると
ヒメはバスを降りて行ってしまった。
「…………」
開いた口が塞がらない。
あたしは1人、バスの中にぽつんと残された。