この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
片想いの行方
第9章 星空の下で
あたしは携帯を見ている蓮くんを、そぉっと見つめた。
さっきまで並んでいたけど、今は向かい合って座っている。
嬉しいなぁ…♡
こんなに近くで蓮くんを拝めることに、まだまだ慣れない。
「………!」
蓮くん、首にアクセサリーつけてる!
学校の制服の時は全くしてないのに。
やっぱり私服だと違うんだなぁ。
「? どうした?」
視線に気付いた蓮くんが顔をあげた。
「あ……///えっと……」
あたしは慌てて目線を首元へ移す。
「蓮くんネックレスしてるんですね。
制服は規定通り着てるイメージだから、ちょっと珍しくて」
「あぁ、これね」
蓮くんは、Tシャツの中に半分入っていたネックレスを取り出す。
「俺は、あんまり腕とか首とかに付けるのは好きじゃねーんだけど」
「…………」
………トップは、小さなターコイズの石だった。
それを見て、あたしは急に、いつしかの記憶が頭に浮かび上がる。
……あれ……?
そのターコイズ……どこかで……
思い出そうとした時
「彼女がどうしても付けろっていうから。
女って、ペアとかほんと好きだよな」
蓮くんはネックレスを手に包んで
今までで1番優しい表情になって、微笑んだ。
さっきまで並んでいたけど、今は向かい合って座っている。
嬉しいなぁ…♡
こんなに近くで蓮くんを拝めることに、まだまだ慣れない。
「………!」
蓮くん、首にアクセサリーつけてる!
学校の制服の時は全くしてないのに。
やっぱり私服だと違うんだなぁ。
「? どうした?」
視線に気付いた蓮くんが顔をあげた。
「あ……///えっと……」
あたしは慌てて目線を首元へ移す。
「蓮くんネックレスしてるんですね。
制服は規定通り着てるイメージだから、ちょっと珍しくて」
「あぁ、これね」
蓮くんは、Tシャツの中に半分入っていたネックレスを取り出す。
「俺は、あんまり腕とか首とかに付けるのは好きじゃねーんだけど」
「…………」
………トップは、小さなターコイズの石だった。
それを見て、あたしは急に、いつしかの記憶が頭に浮かび上がる。
……あれ……?
そのターコイズ……どこかで……
思い出そうとした時
「彼女がどうしても付けろっていうから。
女って、ペアとかほんと好きだよな」
蓮くんはネックレスを手に包んで
今までで1番優しい表情になって、微笑んだ。