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片想いの行方
第9章 星空の下で
そのキラキラとした笑顔と優しい言葉に、涙が出そうになる。

本来の理由と違うのが後ろめたいけど……

でも、泳げるようになりたい気持ちはずっと昔からあったから

こんな幸せなことってないよ……!


「7月最後の週の日曜からだから。
毎週じゃなくても来れるときでいいから、可能な日が分かったら教えて。
先に場所とか教えるからさ」


蓮くんは、デニムのポケットから携帯を取り出した。

ま、まさか……!!


「連絡先教えて」

「~~~~!!///」


蓮くんと……

番号とメールアドレスの交換!!

……嘘みたい、夢みたい。

携帯を持つ手が震えてしまう。

もう、心臓が破裂しちゃいそうだ。


「じゃあ、メールする」

「は、はい! お願いします……!」

「……あのさ、前も言ったけど同い年なんだし敬語やめろよ」

「え!?…あ、無意識でつい……
でも蓮くん、これからあたしの水泳の先生ですよ!」

「……無理やりこぎつけたな」


蓮くんとあたしは、同時に笑った。

……なんかもう、とにかく幸せだ……♡
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