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片想いの行方
第10章 協力する理由
今度は深く、舌が絡んできた。
「……ん…はぁ……っ」
火傷したみたいに熱い。
脳が痺れて、何も考えられなくなる。
……甘い刺激が全身を駆け巡って……
ヒメがゆっくりと唇を離したけど
あたしは体が火照って、起き上がることができない。
「……どうして……?」.
「…………」
「あたしは……蓮くんが……」
「それなら、なんでもっと抵抗しないんだよ?」
ヒメが、真っ直ぐあたしを見つめる。
この瞳……
吸い込まれそうで、何も言えなくなってしまう。
……熱くて、何も考えられない。
ヒメの後ろを、ひとつの星が流れて、消えていった。
「……ん…はぁ……っ」
火傷したみたいに熱い。
脳が痺れて、何も考えられなくなる。
……甘い刺激が全身を駆け巡って……
ヒメがゆっくりと唇を離したけど
あたしは体が火照って、起き上がることができない。
「……どうして……?」.
「…………」
「あたしは……蓮くんが……」
「それなら、なんでもっと抵抗しないんだよ?」
ヒメが、真っ直ぐあたしを見つめる。
この瞳……
吸い込まれそうで、何も言えなくなってしまう。
……熱くて、何も考えられない。
ヒメの後ろを、ひとつの星が流れて、消えていった。