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片想いの行方
第11章 悩んで揺れて、また悩む
「え? 今?
今は、ちょうど自分ちの駅に降りたとこ」

『この前待ち合わせした駅まで来いよ。
付き合ってやるから』

………!?

「ちょっ、ちょっと……」


あたしの言葉を無視して、電話は切れた。

……な、なによー!

付き合うってまさか……

今から水着買いに行くってこと!?

突然電話したあたしもあたしだけどさ……

ヒメっていつも言葉が足りないから、ほんとよく分からない。

……でも

とにかく行ってみようかな。

ちょうど反対側に電車が来たので、あたしは急いで飛び乗った。



……今、咄嗟にヒメに電話しちゃったけど。

この1週間、ちょっと気まずかった。

休み時間になった時に、たまーに話をしただけ。

でも、そう思ってたのはあたしの方だけのようで、ヒメは課外授業の前と特に変わらない態度で

まるで、あの日のキスは無かった事の様にさえ思えた。


……てゆーか……

あたしにとっては、ファーストキスだったんだけど……


ヒメが至って普通だから、あたしも平静を保とうとしてるんだけど

忘れようとしても、あの日のヒメの顔が頭から離れない。

蓮くんに恋をしてから1年。

今までは、頭の中は蓮くんでいっぱいだったのに……

目的地に着くまで

車窓を流れる景色を、ただただボーッと眺めていた。
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