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異常性愛
第4章 過去と妄想と現実
尻を叩く甲高い音がパンッ!パンッ!と寝室に響く。
『するぅ・・はぁ・・みんな・・・
いじめるぅぅ・・はぁ・・』
『みんなって誰だ?他にもいるだろ!』
『さえき・・さん・・はぁ・・
さえ・・はぁ・・き さん・・』
聞き覚えのある名前だった。
晶子が新卒で入社したアパレル会社の上司だ。
結婚式に祝電が届いていたのを思い出した。
確か妻子があったはずだ。
『不倫してたのか!サエキって奴と!』
『えっち・・だけ・・はぁ・・
むり・・やり・・はぁ・・』
『無理やり?
ヤられて感じたんだろ!
こいつも振ったろ!』
思い切り尻を叩いた。