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異常性愛
第30章 潤む瞳
『結論から言うと、うまくいったんだ。』
『そう、よかった。
プロセスは聞ける話なの?』
『ああ、話せる。』
その為にここに来た。
優子に理解を得るための食事会ではない。
あの夜の出来事と私の現状を優子に伝える。
肉を焼く以外に、私がしなければならないことだった。
ウーロン茶で喉を潤し、金曜のことをゆっくり話した。
『認めて欲しかったんだよ。
真美ちゃんは。
自分らしくやりたかった。
まぁいろいろあったんだけど、
先生は涼子に未練があってね・・。
真美ちゃんにそれをおっかぶせてた。
可哀想だったよ・・・。
涼子のビデオを見せられた。
オナニーしてるんだ・・。』
優子は眉をしかめ、脂のついた唇を躙らせた。